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Here is an unofficial fan blog of Wakaba Higuchi who is a Japanese female Figure Skater.
How to send fan-letters and gifts to #WakabaHiguchi 【March 12.2019】

JUGEMテーマ:フィギュアスケート

Hello, figure skating fans all over the world!!

 

As we got a lot of questions on this subject,
We introtuce to how to send fan letters and fan gifts to Wakaba.

Please acknowledge that the content of this article is information at the time of writing.
We will update if there is a change, but time has wings.

 

1.First of all

 

If you can read Japanese,
There is no need to read this article.
Please check "Q4" at the bottom of the following URL.
All necessary information is written here.

 

公益財団法人 日本スケート連盟「よくあるご質問/FAQ」
https://www.skatingjapan.or.jp/faq/

 

 

2. About contents

 

LETTERS

Wakaba can understand English to some extent.
(Of course, she can talk as well)
Also, her team has staff who can understand English and French.

If you would like Wakaba to read the letter directly, please use Japanese or English.
And an advice for writing letters to her,
You should avoid using cursive writing.
Cursive writing is not used much in English education in Japan.

For Wakaba, written in Block letters are easier to read than cursive letters.

Of course she is Japanese, so letters written in Japanese will feel very happy.

 

GIFTS

Regarding items that are permitted to be sent to Japanese skaters,
Japan Skating Federation (hereinafter referred to as JSF) is defined as follows.

 

Prohibited items
· Foods (for safety protection)
· Animals and plants (bouquets, potted plants, dried flowers, etc. are all prohibited)

  ※This prohibition is based on Japanese law.
· Precious metals and jewelry
· Cash
· Cards and checks that can be exchanged for money or Items

 

In other words,

If you comply with Japanese law and your common sense and conscience,

There is no problem.
(About flower bouquets, let's throw directly at the competition to the ice rink!!)

 

INPORTANT NOTICE

Wakaba 's family and staff check all sending obujects.
This is for her safety protection.

 

 

3. About sending address

 

After all the deliveries are collected in JSF,
They are sorted by federation staff and sent to each skater.

The address of JSF is as follows.

 

Kishi memorial Hall, Japan Skating Federation
Shibuya-ku, Tokyo, 150-0041, Japan

 

※ZIP is possible even "150-8050".
But since this is JSF dedicated zip code,
If you send your gifts and letters in a way that is not by postal,
(Eg FedEx, DHL etc ...)
Items may be lost at the pick up and delivery station.

 

And most importantly,
Write clearly

 "To Wakaba Higuchi".


JSF staffs are sorting day-to-day large amounts of products.
In order to prevent misdelivery,
Please write clearly large that it is addressed to "Wakaba Higuchi".
If possible, it is better to write  "樋口新葉" together.

We recommend writing the name of Wakaba clearly,

Not only in the sending slip but also in the packaging.

 

 

4. About Wakaba

 

Wakaba values the letters and gifts it receives from the fans very much.
(Sometimes she posts them on my own Instagram, as you know)
However, because she is prac/icing and studying very enthusiastically,
She has no time to reply to them.

Even if she did not reply, it is not because she did not like your gift.
She really has no time.
Since the ice rink in Tokyo is not many compared with the western area of Japan,
She practices with multiple ice rinks.

Travel time deprives her of her free time.
She sleeps and studies in cars and trains.
Furthermore, she will challenge studying at the university from now on.
Please do not be sad if she does not respond.
Instead of directly replying,

She sends lots of messages to you in performance on the ice.
You should be able to understand those messages,
Because you are a big fan of Wakaba!!

 

That is how to send a fan letter to Wakaba.

Thank you for reading too much long explain.
If you have any other questions, please reply to Twitter.
(If you do not want to be known to others, DM is also possible)
This article is an honor if it becomes a hint for you to support Wakaba.

 

 

Written by one of WHFans Staffs

2019/03/12 Updated.

posted by WakaHFans | 01:27 | Fan’s activities | comments(0) | - |
17-18FS「007 Skyfall/James Bond Medley」音源考察
 

JUGEMテーマ:フィギュアスケート


新葉選手の新FS、勝負のフリーがまさかの007メドレーということで、
音源について語りたいというか007について語りたい。
テクニカル考察は別にやります。とりあえず音源を語りたいんだ。
分析っていうか私がどんだけ007が好きか語ってるだけかもしれない。

私はかなり重度の洋画オタク&007マニア(非正規含め27作クリア済&円盤所持)なので、
いろんなバイアスかかりまくってます、ご注意を。
ボンドオンボンド、ボンドアンサイクロペディアは英日両方で持ってるし、
ボンドカー・トップギアは輸入したし、殆どの007関連ムックはチェック済(気に入ったら即購入)、
マダム・タッソーにメジャーを持ち込んで歴代ボンド俳優の各種サイズを測りました。
正直キモい。多分、スケオタやってなかったら007オタ名乗ってると思う。
(主にクレイグ期とダルトン期が好きです。もちろん他俳優も皆好きですが。)

前置きが長くなりました。
新葉選手の17-18シーズンFS「ジェームズ・ボンド・メドレー」の分析&考察です。

1. Sound Effect from "Skyfall"

一瞬ですがかなり重要。

映画『007/Skyfall』の冒頭シーン、マネーペニーがボンドを誤射してボンドが峡谷に落下し、水面に激突し水底に沈んでいく音です。

振り付けがもがくような始まりなのはここのクレイグの動きを忠実に再現しています。

SEなので残念ながらサントラには入っていません、映画を観てください。笑

2.映画『007 スカイフォール』Skyfall- Komodo Dragon

映画では使われてない部分もプログラムに入っています。
もちろんサントラ盤にはきちんと収録されていますので、購入される方はご安心を。
AdeleのSkyfallをベースに使っている為、比較的よくフィギュアで使われる曲です。
アイスダンスで何度か聞いた気がするが探すのが面倒くさい。笑
需品将校"Q"(スカイフォール以降のQはベン・ウィショーです)の力作である、
掌紋認証機能付きワルサーPPKを敵と格闘の末、コモドドラゴンに喰わせてしまう場面。
ここのファイトは結構映画の中でもシュール7かつ面白いシーンです。
スカイフォールの見どころの一つ。
これでセヴリン(スカイフォールにおけるボンドガール)を落とします。


3.映画『007 ロシアより愛をこめて』From Russia With Love - Girl Trouble

『007 ロシアより愛をこめて』(ショーン・コネリー主演)のサウンドトラックから。
ご存知、バンクーバー五輪でキム・ヨナ選手(当時)がSPに使ったものと同じ曲です。
『ロシア〜』は007二作目なので、作曲は当然、ガンバレル・シークエンスと同じジョン・バリー。

実際の映画での使用よりテンポが早いのはニューマンのアレンジかな。

参考までにヨナさんの使用曲は以下。
『サンダーボール大作戦』
『ロシアより愛をこめて』※これが新葉選手の使用部分と同じ
『ドクター・ノオ』
『ダイ・アナザー・デイ』
以上四作のサントラに加え、
「James Bond Theme」のエレキカバーとオーケストラカバーのMIXです。
配分的には『サンダーボール大作戦』のサントラが多かったはず。
バンク当時も解析しようとしたんですが、
割とちゃっちゃと編曲再現CDが発売されたのでやめたんですよね。笑

4.映画『007 スカイフォール』
Skyfall-Adele "Skyfall" covered by Caroline Campbell Feat. William Joseph


イントロの数秒だけ使われています。
Adeleの「Skayfall」を、米国ヴァイオリニストのキャロライン・キャンベルと、
ピアニストのウィリアム・ジョセフがカバーした音源です。
普通にAdele版をそのままつなげても不自然じゃないはずなんですが、
雰囲気を『ロシア〜』から『スカイフォール』にはっきり切り替える為に入れたのかな。
次からヴォーカルが入り音源の基本音量が上がるため、かなりキーポイントになりそうです。
余談ですがキャロライン・キャンベルは様々な映画音楽をカバーしており、
スカイフォールの音源もそのカバーアルバムに収録されています。
(『From Hollywood With Love』)
ニュー・シネマ・パラダイスのカバーとかもあってそれもすごくいい音源なんですよね。
いつか誰か滑らないかな。


5.映画『007 スカイフォール』Skayfall-"Skyfall" by Adele

言うまでもなく映画スカイフォールの主題歌、
オスカー歌曲賞を獲った超有名曲。勿論ヴォーカル入りです。
あとは最後までこれ。
初めて聞いた時、アデルの声が始まった瞬間の総毛立つほどの感動は未だに覚えています。
この曲、歌詞がものすごく難解(解釈がたくさんある)なことで有名なので、
詳しく解説してくださっているブログのリンクを↓に貼っておきます。

「およげ!対訳くん」
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/11/skyfall-adele.html

正直、映画の字幕につけられている、
戸田奈津子訳の歌詞はかーなーり間違っているので、
(なぜ007なのに"Number"を「電話番号」と訳すのか理解できないです)
自分なりに解釈してみたい方は色々調べてみた方がいいと思います。
っていうか調べてください。私は映画歌詞訳は絶対許せない派です。笑
日本語でも英語でも(恐らくスカイフォールが公開されたすべての国の言語で)、
山のように考察されています…私は手当たり次第読みまくった口ですが、
いまだにどの解釈が自分なりの正解なのかは決めかねています。


ここから私の勝手なプログラム考察(↑も充分勝手ですが)!!!


007プロなのに、しかも既に正規24作目の『007 スペクター』が公開され、
サム・スミスの主題歌(Writing's On The Wall)もしっかりオスカーを獲っているのに、
何故有名な「James Bond Theme」や「Writing's On The Wall」を使わないのか。
恐らくはとにかく大前提として、
アデルの「スカイフォール」という歌をベースにしたいプロなんだと思いますが、
(現状、クレイグ期四作でもっとも評価が高いのはスカイフォール/興収はスペクターの方が上ですがね)
だったら何故すべて『007 スカイフォール』関連のサントラでまとめず、
コネリー期の『007 ロシアより愛をこめて』を入れたのか。
しかもバンクーバー五輪金メダリストのヨナが使ったものと同じ曲です。
ここにシェイリーン・ボーンさんが新葉選手に表現して欲しい部分の鍵があるように感じます。
女性×007といえば「ボンドガール」な訳ですが(マネーペニーは別として)、
007シリーズにおいて「ボンドガール」像が確立されたのは、
実はこの『007 ロシアより愛をこめて』が最初です(多分一般的な解釈、間違ってないはず)。
で、その『ロシア〜』でボンドガールが活躍するのは「Girl Trouble」。
その他、さまざまな007シリーズの「お約束」が方向付けられたのも、
ほぼこの『ロシアより〜』からだと言っても過言ではない。
そうなるとシェイリーンは新葉選手に、
すごくトラディショナルでオーセンティックな「007」を演じて欲しいのじゃないかと。
男性的な部分(ボンド)をメインとしつつも、
メインがアデルであることによって女性的な部分(ボンドガール)のイメージも持たせている印象。
あとはやはり、「勝利」を意識して踊りきってほしいのかなと。
…でもそれなら何で「James Bond Theme」を省くんだ?という堂々巡り!笑
そうなるとやっぱり、プログラムの原点は「スカイフォール」なんですよね…よくわかんなくなってきた。

ここまでぐだぐだ考えておいてあれですが、新葉選手に似合うのは確かです。
五輪シーズンでベッタベタの選曲が多い中、
こんな超絶コンテンポラリーな選曲&振り付けって言うのがね。
まぁそれを受けとめて演じる覚悟を決めた新葉選手もとんでもないんですが。
すごいプログラムだなと思います。シェイリーン天才。
…ま、でもはっきり言って超弩級の鬼プロだと思う。
あんなコレオ踊れるの多分新葉選手とボーンさん本人だけ…。
と言うか、ボーン/クラーツ組の現役時代の映像などをご覧になればわかると思うのですが、
ボーンさんは足首の可動域がちょっとどころかだいぶおかしい(褒めてます)ので、
普通の人間がどれだけ訓練しても多分ボーンさんの動きの完全再現はできないと思います、怪我します。
要素についての考察はまた後日やりたいのでおいておきますが、
恐らく普通にジャンプ抜きで滑っても体力使うレベルの密度のコレオです。
怪我する前のオズモンドがやってた、繋ぎが多すぎて内蔵捻れるんじゃね?みたいなところが頻繁にあります。
うまく説明できないんですがほんと観たらわかる!
こうなってくるとかなり体調管理というか体力の維持に注意しないといけないんじゃないかな…。

とにかく、今シーズン楽しみで仕方ありません。何回007が観られるかな。
全ての現地に行くつもりでいるので、現時点で残り5回は確定していますが、もっと観たいです。

posted by WakaHFans | 17:55 | Programs | comments(0) | - |
17-18EX 「Hallelujah」by Pentatonix

曲名:Hallelujah
歌手:Pentatonix
原曲:Leonard Cohen(レナード・コーエン) / Jeff Buckley(ジェフ・バックリー)
振付:望月梨早

使用音源はこちら。



選曲・振り付けはホリデイ・オン・アイスや

シルク・ド・ソレイユ『クリスタル』等で活躍中のプロスケーター、
新葉さんの先輩でもある望月梨早さん。
(ショーの間で帰国中、タイミングが合ってお願いできたとのこと)
早い段階で「Hallelujah」にすることは決まっていたのですが、
ジェフ・バックリー版か、ペンタトニックス版かで新葉選手はかなり悩んだそうです。
「私は私の「Hallelujah」を表現したい、見せたい」という気持ちはあれど、
ジェレミー・テン選手の引退シーズンのフリーや、
ヴァーチュ/モイアー組の12-13シーズンのEXを見ていたので、バックリー版にも惹かれたと。
最終的には望月さんと話し合ってペンタトニックス版になりました。

個人的にはペンタトニックス版で大賛成。
アカペラのヴォーカルで滑るのは新鮮だし、カースティンの女性ヴォーカルが入っている分、
コンテンポラリーで若々しく瑞々しいEXになっていると思います。
特にカースティンのパートの振り付け、とても好きです。

しかしとにかく、歌詞がとても難しい曲です。
もちろんキリスト教的・宗教的な意味合いを含んではいますが、恋愛感情について述べているようにも思えます。
ヴォーカル入りの楽曲はどうしても歌詞に引っ張られがちですし、
日本人がチャレンジするには難しい選曲じゃないか、と最初は思いましたが、
演技を見ると、新葉選手はきちんと新葉選手なりに「Hallelujah」の歌詞を理解して、
氷を使ってその歌詞と音楽を表現しているように感じました。
今季、何回このすがすがしく美しい「Hallelujah」を拝見できるか、とても楽しみです。

posted by WakaHFans | 17:35 | Programs | comments(0) | - |
【海外記事翻訳】日本の「パワーガール」樋口新葉は五輪シーズンに向け加速する

ゴールデンスケートの記者、タチアナ・フレイドさんによる,

新葉選手の今季総括及び来季に向けての記事です。

フレイドさんご本人及びGSのウェブ担当の方にお願いしたところ、

翻訳&ブログ掲載をご快諾いただけました。感謝いたします。

 

既に大勢の方がSNS・ブログ等で翻訳されているので今更だとも思いますが、

補足的なものとでも思っていただければ。

元の記事はコチラhttp://www.goldenskate.com/2017/05/wakaba-higuchi-2/

 

"Japan's "power girl" Higuchi gears up for Olympic year."

――日本の「パワーガール」樋口新葉は五輪シーズンに向け加速する​。

 

 浅田真央と村上佳菜子の引退後、

日本の女子フィギュアスケートにおける注目は、若い「次世代」の選手たちへとシフトした。

樋口新葉はその「次世代」のうちの一人である。

彼女はシニアデビューに先駆けて、世界ジュニア選手権で二度、銅メダルを獲得している。

 

 この「まだ」16歳の少女は、先月(2017年4月)に東京で開催された、

世界フィギュアスケート国別対抗戦で大変な注目を集めた。

彼女は観衆に力強いパフォーマンスで感銘を与え、

パーソナルベストのスコアを叩き出した――SP:71.42、FS:145.30というとてつもない点数だ。

しかも、彼女は公式練習で数度、トリプルアクセルの着氷に成功している。

 

 全日本選手権で三度目のシニアのメダルを獲り、

GPSデビューのフランス杯では銅メダル、NHK杯では4位に入賞した樋口は、

世界選手権で11位となり、順調なシニアデビューを果たしたように見える。

しかし、この若く意欲的なスケーターは、これら全てに満足していないのだ。

 

「今季シニアに移行した時、私はいくつかの結果を出すことを期待されていたが、

それらを実現させることは難しかった」と樋口は認めた。

「しかし、シーズンの最後で良い結果を出せた。私は今までYouTubeやテレビを介して、

シニアのスケーター達の演技を観てきたが、

私にはシニアスケーターとして戦うにはまだ彼女たちと異なっている部分が多い。

要は、エレメンツにおいて一つでもミスを犯した場合、私は道を逸れてしまう(=失敗に気を取られてしまう)。」

 

 それにも関わらず、岡島功治と佐藤紀子の指導を受けているこの若いスケーターは、

それほどのプレッシャーを感じていない。

彼女にとって、今シーズン最も印象的だったシニアの女子スケーターは、

アメリカのアシュリー・ワグナーとカナダのガブリエル・デールマンだ。

 

 「アシュリーの素晴らしい表現力を持つSPが好きでした。

ギャビー・デールマンにも感銘を受けました――彼女はとても、強い。」

 

 トリプルアクセルは樋口の来季の「やるべきことリスト」のトップにある。

彼女は現在、来季のFSにおいてトリプルアクセルを構成に組み込むつもりだ。

それに加え、彼女は全体的により力強く、パワフルなスケーティングを見せたいと考えている。

 

「私はトリプルアクセルの練習に全力で取り組んでいる」と、

この東京出身のティーンエイジャーは言う。

「去年、私はハーネスを使ってトリプルアクセルの訓練を始めた。

二年前に初めてトリプルアクセルを試した時、それほど難しくないように思えた。

だから私は昨年から実際に跳ぶ訓練を始めた。

(実際に取り組んでみると)トリプルアクセルは少し怖い。

幾度かのひどい転倒を経験したし、私の体にはそれらによる打撲痕が残っている。」

 

 痛みを伴う転倒の数々にも関わらず、

彼女はこのトリプルアクセルというエレメンツに全力で取り組み、前進し続けている。

このジャンプは今シーズンにおいては、たった一人、

同じ日本のジュニアスケーターである紀平梨花のみが、全女子選手の中で成功したものだ。

 

「トリプルアクセルに挑戦するのは大きなリスクを伴うということはわかっている。

でも、成功すればとてもいい気分になれるし、私はチャレンジすることが好き」と、

樋口は笑顔で語った。

 

 ジュニア時代以来、

この「負けず嫌いで、挑戦的で、可愛くて朗らか」と形容される日本のスケーターは、

ダイナミックなスケーティングと素晴らしいスピードで有名であり、

彼女自身もこれらを自身の強みとして挙げている。

 

「誰もが私のスケーティングがパワフルかつスピーディで、

その能力に関してはかなり安定していることを知っている」と、

3歳からスケートを始めた樋口は言う。

「もうひとつ、重要なのは、競技に集中し、良い結果を出すこと。

それによって私は全日本選手権で2位になれた。

シニアに移行してから、私は表現力に注力し、もっと感情をあらわして滑ろうとしたけれど、

そのために自分の持ち味であるスピードを落としてしまった、と思う。」

 

 同時に、樋口は彼女自身にはまだまだ改善の余地があると感じている。

 

「完璧なパフォーマンスを行うことは難しい」と彼女は言う。

「私は悪くない結果を得ているけれども、パフォーマンス自体には満足していないし、

私が思っているほど完璧ではない。私は完璧主義者。だから、毎回完璧にやりとげたい。」

 

 しかし、この高校生は失意を覚えた時、立ち直るためにすぐに行動することができる。

 

「私は眠れば失敗を忘れるし、散歩すればリラックスすることだってできる!」

 

 樋口は来シーズンの彼女のプログラムについてまだ試行錯誤している。

 

「私は私の強みであるスピードを取り戻したい」と彼女は言う。

「来季はSP・FS共に変更するつもりだ。私は表現面で感情を表し、

同時にクールでかっこいいプログラムを演じたい。」

 

 樋口は五輪代表枠が2枠となった日本女子において、

五輪代表になるのはとても難しいことだと理解している。

全日本女王の宮原知子が復帰し、2017年の四大陸選手権王者の三原舞依や、

2016年の世界ジュニア選手権王者、

2017年同大会の銀メダリストの本田真凜も代表争いに加わると言えば、

日本女子の状況がどのようなものかたやすく理解できるだろう。

 

 しかし、そのような厳しい状況にも関わらず、

樋口は国内外で彼女自身が戦っていく力を持っていることを知っているし、

私たちは彼女に、彼女と彼女のチームが全力で代表枠を獲得するために戦う姿を期待できるのだ。

 

WTTキスクラ

 

↑こちらはフレイドさんにご提供頂いた、

世界フィギュアスケート国別対抗戦のキスアンドクライの写真です。

こちらでクレジットを入れました。

フレイドさんのご好意ですので、無断転載は厳禁でお願いします。

 

Written and Photo by Tatjana Flade (Twitter:@Tatjana21)

Artcle posted source:"Golden Skate" http://www.goldenskate.com/

 

以上、拙訳ですが記事全文を訳しました。

少し(割と)意訳したところもありますし、

日本語で伝わりやすいよう表現を変えたところもありますが、

なるべくフレイドさんの元の記事のニュアンスを反映させたつもりです。

誤訳などございましたらお許しを。

posted by WakaHFans | 23:58 | Translation | comments(0) | - |